図5 RDSでの形状と奥行の選択的注意時の事象関連電位測定のための実験パラダイム。実験では、形状(F、縦矩形と横矩形の2種類)と奥行(D、交差と非交差の2種類)の2つの知覚事象のうち、その両要因に注意させるか、どちらか一方に注意させるかの選択的注意を被験者に求め、その間の事象関連電位を測定した。(+)印は選択的注意を取らせる、(?)印は取らせないことを指す(Kasai T. & Morotomi,T. 2001)。