図4 両眼視差対応が遮蔽対象によって遮蔽されたステレオグラム。(a):楔形の角度をもつ矩形、格子状の遮蔽対象には、それぞれ視差がついていて、両眼立体視すると(c)のように視える。(b)遮蔽対象である格子が互い違いに配置されているために、楔形の矩形を示す視差を遮蔽しているが、これを立体視すると、同様に楔形の矩形の出現方向が、視差が遮蔽されているにもかかわらず、正しく知覚される(Bacon & Mamassian, 2002)