図10 (a)視差対応において距離近接と視差近接の拘束条件が競合するステレオグラム。その1は、左ステレオグラムのAが右ステレオグラムのCと、同様にBがDと対応するものである。これは距離近接の拘束条件にもとづく対応。その2は、左ステレオグラムのAが右ステレオグラムのDと、同様にBがCと対応。
(b)左右ステレオグラムのドット間の明るさコントラスト比の操作。Φ欄には、左右ステレオグラムのコントラスト比が示されている。Φが−1に近い値を取ると、視差近接の拘束条件を妨害することを、それが1に近づけば距離近接の拘束条件を妨害することをそれぞれあらわす。Φが0の値を取る場合には、左右間のすべてのドットは同一の明るさとなる(Goutcher & mamassian 2005)。