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図 3次元形状復元での剛体性の拘束をしらべるための実験事態。A1個の「プローブ」と1個の「フランカー」刺激を奥行位置を違えて提示、またその周囲に「コンテクストドット」を提示、B:「コンテクストドット」は円筒形状(シリンダー形状)の剛耐性をとって視えるようにY軸を中心として運動、C-a:形状復元で剛耐性の拘束が働いていれば、プローブコンテクスト条件のプローブはコンテクストドットに規定された奥行位置に定位、またフランカーは知覚的動揺として剛耐性の中に取り込まれると予測(C-aの左側)、また、フランカーコンテクスト条件では、プローブは知覚的動揺として修正を受け形状の剛耐を維持するように変容を受ける(C-aの右側)、C-b:フランカーがプローブの背後に提示した場合の予測(Di Luca et al. 2007)