Welchman2.gif

図30 眼球追従条件と眼球静止条件での実験パラダイム。(A)ターゲット刺激の移動を眼球追従させ網膜像外手がかりのみを分離する条件:200個の不規則に配置した小正三角形を背景刺激に1個のターゲット刺激である矩形を中央に提示し背景刺激と一緒に移動させて眼球追従させ、最後に背景刺激のみを消去後、ターゲット刺激の移動を持続(実線によるカーブはターゲット刺激と背景刺激の移動、破線はターゲット刺激のみの移動を示す)、(B)眼球静止条件で網膜内手がかりのみを分離する条件:ターゲット刺激と背景刺激とをはじめに奥行位置に固定して提示し観察後に背景刺激を消去後、ターゲット刺激を奥行方向に移動(Welchman et al. 2009)