図9 (A)中心に縞状(グレーティング)パターン、その周辺に円環状の格子パタ ーンをもつステレオグラム。中心の縞状パターンでは視差がゼロ、また周辺に配置した格子(プレード)パターンではコントラスト・エンベロープ(包絡線)に対して相対的に非水平方向の交差視差を設定。(B)プレードの視差は灰色の矢印で示され、その方向はφで表示、一方縞状パターンは黒線で表示、その角度はθで示されている。実験では、φは0度、30度、60度とし、それぞれの条件でθを変化させ、プレードと縞状パターンとが奥行に関して同等になる視差量が求められた。例示した|φ−θ|の角度は75度である(Farell et al. 2009)