図11 Changing Disparity Model。a:{Disparity Energy Model}左右眼に入力された刺激の位置で示された受容野で各受容野のフェーズは90°異なる。左右眼のニューロン間のフェーズシフトはこの視差エネルギーニューロン(Disparity Energy Neuron)をマイナス視差にチューニングして出力するする。b:{Motion Energy Model}横軸に位置、縦軸に時間をとって表示した受容野で、上側の枠は現在時間を、下側の枠はその直前の時間を示す。受容野のプロフィールではフェーズを90°シフトさせて方形のペアを作成し、その出力を2乗し加算して運動エネルギー(Motion Energy)を得る。c:{フェーズにチューニングした視差エネルギーニューロン群}上段の横列の回路群(各回路で視差が異なる)は、固定された視差入力に対する視差エネルギーニューロンの反応群を示す 。なお、最下段の図はフェーズシフトに伴う一群の視差変化を出力として表示したもの(白は高い出力を、黒は弱い出力を表現)、(Peng & Shi 2010)