図6 実験で使用された視野闘争パターンと実験手順。(a)ドミナント条件{左側の刺激パターン}:MBC条件の視野闘争パターンでこれを観察すると右パターンにある円形垂直格子パターンがドミナントに視える、{右側の刺激パターン}:ドミナントに出現する円形垂直パターンに重なるようにプローブ刺激であるガボール刺激を提示し、そのコントラストを変えて閾値を検出する、(b)抑止条件{左側の刺激パターン}:MBC条件の視野闘争パターンで均質な垂直格子パターンの方が抑止されて視える、{右側の刺激パターン}:抑制される均質な垂直格子パターンにプローブ刺激であるガボール刺激を提示、そのコントラストを変えて閾値を検出する、(c)実験手順:最初に視野闘争刺激を提示し、1秒後に事前プローブ刺激として何もない刺激を合図音とともに提示、さらに1秒後にプローブ刺激を0.16秒間提示、最後は1秒後にマスク刺激を提示して次のセッションに入る(Su, et al.2010)