13 座標軸依存と面依存による3次元形状の出現の違い。左から2列目までは右眼と左眼用のステレオグラムを、3列目は座標依存モデルによる知覚出現の予想を、最右端列は面依存モデルによる知覚出現の予想を示す。(a)行:sparse stereogram(十字形の横軸にのみ視差を設定してあるので、左右の対応があいまい。これを両眼立体視すると、縦棒の背後に横棒が出現せず、横棒が浮き出て知覚される)、(b)行:オクルージョンからの奥行復元(視差にもとづいて奥行が出現せず、3角形の幻影が出現する)、(c)行:奥行の外挿(ドットが奥行出現するのみではなく、透明な面をもつ輪郭が出現する(van der Kooij, et al. 2011)