20 イリュージョナリな遮蔽物が出現するステレオグラム(中央と左端は交差視差、中央と右端は非交差視差)。CD:中央の黒円の視差と縦線分の太さを変化させ、出現するイリュージョナリな遮蔽物の奥行量を測定。Cの黒円の視差はDのそれより大きく設定されているのでイリュージョナリな遮蔽物の奥行量はDのそれより大きく出現。E:中央の黒円の交差視差はイリュージョナリな遮蔽物の最小の奥行(遮蔽幾何学によって規定される)より小さく設定されているので、イリュージョナリな遮蔽物のエッジは縦線分より手前に知覚されしかもその中央が凹状に視える(Tsurlin et al.2011)