33 テクスチャの知覚的分擬モデル。A:フィードフォワード過程。図の境界領域を検出するために同一の方向特性を持つニューロン間は抑制されるが、方向の境界での抑制はもっとも弱くなる(大きい円で表示)。B: 2方向に対応するニューロンの視覚領の各層における活動マップ。受容野の大きさが異なる4つの高次視覚野では、それぞれに4つの境界領域が検出されて出現する。C:高次視覚領のニューロンはフィードバックし、図柄となる境界領域の中心を強化するために下位領域の同一方向に同期したニューロンを活性化させる。D:V1野では、処理のはじめは境界が活性化されるが、時間の経過に伴なって境界で囲まれた中心に興奮が伝搬する(Roelfsema & Houtkamp 2011)