44 回転提示するネッカーの立方体。a:両眼視差とオクルージョンを手がかりに垂直軸を中心に回転、オクルージョンは回転軸と立方体との間で生起。b: 両眼視差とオクルージョン手がかりを除いた条件で視えの回転方向が多義的となる。c: 立方体の内と外で生起するオクルージョン、陰影、大気(もや)の3要因を手がかりとした条件で視えの回転方向は一義的となる。d:テスト刺激。それぞれの図形の下部に示した小四角形は注視点を、ドットは左右に運動して提示して立方体の視えの回転方向をこれと同方向あるいは反対方向かで判断させる(Harrison et al.2011)