22 (A)グレーティングとプレードパターンにおける視差ベクトル(矢印)。視差方向は0°もしくは±45°。(B) グレーティングパターンの視差軸線(点線で表示)に投影されたプレードパターンの視差(プレード視差ベクトルの出発点はグレーティングパターンの視差ベクトルからはずらして表示)。斜め実線はグレーティングパターンの視差軸線と直角に交わってプレードパターンの視差投影(projected disparity)を作る。3種類のプレードパターンのそれぞれを斜め下方向(プレード1)、水平方向(プレード3)そして斜め上方向(プレード2)にシフトさせ、プレード2の投影視差をDとすると、プレード3のそれはD/√2、プレード1のそれは視差0となる。この場合、プレード1とプレード2は同一量の水平視差となるが、プレード1が手前に、プレード3が中央に プレード2がもっとも奥に位置して視える(Farell & Ng 2014)