図9　両眼視差の最適な評価のための段階的処理モデル。(a)光受容器の反応が両眼への刺激パターンから計算される、(b)視差の評価のために最適フィルターが光受容器反応から学習される。それらは垂直方向を処理する8個のフィルター（受容野）で構成される（濃淡での表示は左右眼のフィルターの重み付けを示す）、(c)フィルターレスポンスから選択的でインバリアントなユニットが形成され、これらのフィルターレスポンスの集合から視差に変換される、(d)選択的でインバリアントなユニットの集合からの最適値が読み出される。図ｄの各点は図ｃに示した視差に同調したユニットの一つ一つを表し、これらは図aの特定のイメージの対応する。図dのピーク値はそこでのフィルターレスポンス集合の最適な評価値となる。r：photo receptor、R：filter、R^LL：特定の視差に同期した反応の集合体、赤丸の囲みは特定のステレオイメージのパッチに対する反応を示す。(Burge & Geisler 2014)