図31　オクルージョンによるアモーダル補完知覚実験の刺激パターンと実験結果。A：実験に使用したパターンで種々な大きさの円盤セクターが回転しリングをオクルードする。B：実験結果で、回転セクターがリングをオクルードするときの視かけのリングの拡大（アモーダル補完知覚）。円盤セクターが150度の条件でリングの視かけの拡大が36度にまで達する。この場合、円盤セクターはリングをオクルードしているのも関わらず、リングは円盤セクターの上にオーバーラッピングして知覚されるというパラドックスが生じている(Scherezer & Ekroll 2015)。

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