図4 fMRI測定でのアクティブ・タスクの刺激提示順序(図中の色彩表示は説明を容易にするために着色したもので、実際は無色である)。手の表示は視野闘争時に被験者がボタンを押す位置を示す。(A):両眼間視野闘争条件で空間周波数グレーティング・パターンは6.67Hzで刺激と無刺激が反復される。(B):刺激視野闘争条件、(C):リプレー(Replay)条件、ここでは両眼間に同一の刺激パターンを提示するが、刺激の交替は直前に行われる両眼間視野闘争条件と刺激視野闘争条件での被験者のボタン反応の記録を再生することによって行われる、(D):マッチドコントロール条件(matched control)で刺激が高速交替する度にグレーティングの方向が変わり、また幾分長い時間間隔の刺激の空白を挿入し視覚探索を容易にする(アスタリスク表示)。この条件は左右眼への高速交替による両眼間視野交替の影響を見るために設定される (Buckthought et al. 2015)