図15 幾何学的ホロプター(geometric horopter)とフィートミューラー円(等輻輳円、Vieth- Müller circle) 。幾何学的ホロプターは左右眼のノーダルポイントNL、NR(視軸とレンズ体の接点でfoveaより平均して17mm前方に位置する)と対象輻輳点を通る円(実線)を指し、フィートミューラー円は左右眼の眼球回転の中心OL、OR(foveaより平均11mm前方に位置する)と対象輻輳点を通る円(点線)を指す(Turski,J. 2016)。