2 視野闘争における運動刺激の左・右眼への刺激提示。(a)左眼のグレーティング刺激が下方に運動する条件で、この場合はグレーティング刺激の運動は網膜座標上となる、(b)左右眼の注視点が下方にシフトかつ左眼のグレーティング刺激が下方に運動する条件で、この場合右眼のグレーティング刺激が網膜上を運動、(c)左右眼のレファレンス(外枠)が下方に運動、かつ左眼のグレーティング刺激も下方に運動する条件で、この場合右眼のグレーティング刺激が背景との関係で対象の運動起因となる、(d)左右眼の注視点およびレファレンスが下方に運動しかつ左眼のグレーティング刺激が下方に運動する条件で、右眼のグレーティングが網膜座標上で運動する(aのケースの反対条件)(Nakayama et al.2016)