図9 コラレートRDScRDS)とアンチコラレートRDS(aRDS)A:上段のRDSの白い点線の輪郭円の内側はコラレートRDSで、下段のそれはアンチコラレートRDSで作成。中心領域は被験者が注視点を注視するとき交差視差となる。両RDSでは、円形の周辺領域(中心領域の外側)は視差ゼロのcRDSで作成。(B)絶対視差と相対視差による奥行反転、この図では中心と周辺の視差は交差視差(注視点より手前に出現)、もし絶対視差による奥行反転が生じれば中心領域は注視点(黒色矢印)と周辺領域より遠くに知覚されるし、もし奥行反転が相対視差(左右網膜像の絶対視差の差異)によるならば中心領域は周辺領域より手前に知覚される(白色矢印)(Aoki et al 2017)