13 オクルード刺激である縦帯を1本にしたステレオグラム。(a)黒色矩形と灰色縦帯は視差ゼロで両図形とも前額平行面に視える。(b)細い黒色縦帯刺激は視差勾配を、灰色縦帯刺激は視差ゼロで両眼視すると細い黒色縦帯刺激は斜め傾斜面が出現、(c)黒色横帯と黒色縦帯は同一コントラストのステレオグラムで、交差視差(図の左)あるいは非交差視差(図の右)で立体視させ中央矩形の奥行出現位置を上方の灰色矩形の奥行位置を操作しマッチングさせて測定する。下方の図のように、非交差視差条件では面の統合が出現するが交差視差条件では出現しない。(d)横帯刺激のうち、オクルーダーを挟んで左端と右端が反対のコントラストをとる条件で同様に立体視すると。下方の図のように、交差、非交差視差条件ともに面の統合が出現しない(He et al.2018)