6月21日は夏至である。一年で一番昼が長く14時間30分あまりとなる。日の出が4時30分頃、日没が19時10分頃となる。この日は午後3時頃から部分日蝕がはじまるはずであったが、あいにく曇りで幾分暗くはなったものの日蝕は観察できなかった。あと何回も日蝕が見られるだろうか
日蝕についての子規の俳句
「のびきつて夏至に逢ふたる葵かな 」
ここの葵はタチアオイで、これは背丈がちょうど夏至の頃に高くなり、夏中、花をつける。
「夏至過ぎて吾に寝ぬ夜の長くなる」
夏至を過ぎると徐々に夜が長くなり、それにあわせるように寝られない時間が長くなると嘆息。自由に動けない病もちだろうからか
「からす鳴きつばめ飛び交う夏至の朝」 敬鬼
2020年6月23日
2020年6月1日 敬鬼