3次元視研究の動向−1995−


はじめに


運動要因による3次元視


1.運動視差における「観察者-運動」と「対象-運動」

2.運動による立体視での剛体性問題

3.運動からの形状復元(structure from motion)における面の外挿

4.運動からの形状復元のコンピュータ・モデル

5.運動残効による奥行視

6.主観的輪郭図形の奥行回転による立体形状の出現

7.運動視差と網膜視差の手がかりの統合


両眼立体視


1.複数の視差の平均化(disparity averaging)

2.空間周波数チャンネルと網膜視差の大きさとの関係

3.網膜視差間の外挿

4.シア・ディスパリティ(shear disparity)

5.ステレオ・キャプチュアとオクルージョン

6.両眼立体視を可能にさせる最短提示時間

7.明るさの差にもとづく両眼立体視

8.両眼立体視力とテスト刺激の明る

9.リスザルの両眼立体視能力と眼優位性分化


絵画的要因による3次元視


1.奥行手がかりの統合過程

2.陰影要因とテクスチュア要因の統合

3.熟知的大きさ要因(familiar size)

4.絵画的に表された奥行傾きに与える背景の効果

5.シノプター(synopter)による立体効果

6.絵画的要因としての明るさコントラストの有効性

7. 陰影あるいはテクスチュアから形成された形状面上の距離と位置知覚

8.テクスチュアによる傾斜面の知覚


眼筋的要因(調節と輻輳作用)


1.眼球調節に及ぼす視えの距離の要因

2.熟知的大きさ、暗示的大きさと輻輳作用

3.ウォールペーパー現象での輻輳変化


おわりに


文献